技術士・試験勉強を応援しないサイト(技術士補) > 専門科目・用語集 > 【土質・基礎】ケーソン基礎
専門科目・用語集【土質・基礎】ケーソン基礎
ケーソン基礎(けーそんきそ)
ケーソンとは、防波堤などの水中構造物として使用され、
あるいは地下構造物を構築する際に用いられる
コンクリート製、または鋼製の大型の箱のことである。
箱といっても、例えば明石海峡大橋の主塔基礎とした鋼製ケーソンは
高さ65m、直径80mという巨大なものであった。
陸上工事における工法は、大きく次の2つに分けられる。
<オープンケーソン工法(opened caisson method)>
地上で構築して設置したケーソン本体の中空内部を
人力あるいは機械で掘削しながら徐々にケーソンを沈下させ、
支持層まで到達した後にケーソン本体を基礎構造物とするものである。
<ニューマチックケーソン工法(pneumatic caisson method)>
潜函(せんかん)工法ともいう。
オープンケーソン工法の場合、軟弱地盤や地下水の多い地盤を施工すると、
水や泥が作業箇所に流入し掘削作業が非常に困難になる。
よって、あらかじめ本体下部に作業室を設け、
その中に圧縮空気を送り込んで気圧の高い状態にし、
この圧気によって水や泥の流入を防止して掘削作業を行うものである。
このため、加圧や減圧を行う設備など特殊な機械設備を備える。
また、高気圧作業となるため、作業員がケーソン病と呼ばれる病気にかかることがある。
労働安全衛生管理には特別の配慮が必要である。
ケーソンを用いた基礎構造物の特徴としては、次の3つが挙げられる。
・他の基礎に比べて断面が大きいので、剛性が大きく変位が小さくなる。
・水平抵抗力と鉛直支持力が、ともに大きく期待できる。
・ケーソン基礎の中空内部が、完成後地下構造物として利用できる。
陸上におけるケーソンは戦後しばらくまで施工例が多かったが、
その後の杭基礎の発達により、最近はあまり用いられなくなった。
ただし、港湾・海洋工事や海底トンネル等の建設現場では
今なおケーソン工法は不可欠なものであり、今もも多くの施工例がある。
Quotation:Wikipedia- Article - History - License:GFDL )
---------------------------------------------------------------
巨大なコンクリートや鋼鉄の箱を、利用するのがケーソン基礎です。
ケーソンには、オープンケーソンとニューマチックケーソンの
2種類の工法があるので、両方ともチェックしておいたほうがいいでしょう。
また、上の解説にもあるケーソン工法の利点なども、
本番で出題される可能性があります。
この3つの特徴も覚えておくと良いでしょう。
自分は、ケーソンの画像や写真ならたくさん見たことがありますが、
実物を見たことは一度もありません。
モノによっては相当デカイらしいので、
気持ちが冷めないうちに、一度は見てみたいですね。
