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技術士補試験の小話

実務能力ゼロの技術士補

技術士になるためには、技術士補試験に合格したあと、
数年間の実務経験が必要になります。
言いかえれば、技術士補には、実務経験がゼロでもなれちゃうわけです。

技術士試験の問題と、技術士補試験の問題の
両方を見たことがあればわかると思いますが、

問題のレベルや、専門の度合いが、大きく違います。

技術士補の問題が、比較的、とっつきやすそうなのに対し、
技術士の問題は、プロフェッショナルな雰囲気が漂っています。


技術士補は、技術士になるための第一関門のような感じなので、
実務経験がなくても、合格することは可能です。

それに、特定の教育機関を修了した人は、
試験を受けずとも、技術士補合格と同等の資格が得られるので、

技術士補は、いわば、技術士見習と考えたらいいでしょう。

実務能力の伴わない資格であるため、
社会でのアピール度は、あまり無いように思います。


一方、技術士補に合格後、技術士試験を受けるには、
数年間の実務経験が必要になるので、

その期間を乗り越えて技術士に合格する人は、
文字通り、知識と経験を兼ね備えた、プロと言えるでしょう。

技術士補は、履歴書のスキマを埋めるくらいの効果しかないかもしれませんが、

技術士は、弁護士や建築士などのように、
その資格を持っているだけで、他と差別化できると思います。


なので、技術士補試験を受けようと思う人は、
その数年後に待っている、技術士試験を見すえながら勉強するべきかと。

技術士補試験は、短期間での合格が可能ですが、
技術士試験は、付け焼刃の対策では、太刀打ちできないでしょうから。